年金の見直しをしていますか

こんなことがありました。

●時効の未払い年金 2823万円支給

年金時効撤廃特例法に基づき、96歳の男性に2823万円支給決定していた。男性は国民年金を受給していたが、50歳ごろまで加入していた厚生年金を受け取っていなかった。男性の息子が自分の年金相談の際に、男性の記録も調べて、厚生年金の記録漏れが見つかり、訂正手続きを取った。

また、同法施行の昨年7月から昨年末までに1000万円以上の時効分の年金が補償されたのは81人、このうち8人は2000万円超だった。81人中19人は死亡しており、遺族が年金を受け取った。

社保庁によると、2万3000人超が時効分の年金の支給を申請し、このうち時効分の年金は、1万7000人余りに支給決定された。
                        (20.1.18読売新聞より)

【コメント】
いくつか思い浮かびました。
1.受給開始当初からきちんと受給していたら、男性の生活はどうだったのでしょうか。
 96歳になって3千万円近い年金をまとめて受給、60歳から受給したとすれば毎年約80万円、旅行などを楽しんだでしょうか。あるいは、まとめ て受給することで、思いがけずも長年の夢を叶えることができる機会を得ら れたのでしょうか。…そのほかいろいらな場面が思われてきます。
2.1千万円以上受給の18人は既に死亡していたという。本人の老後を豊かにできるはずだったのに。
3.金利相当分はどうなっているのでしょうか。

いずれにしても、記録漏されされたことで、その人の人生は大きな影響を受けたかもしれません。






主要各国の年金制度

わが国の年金制度がどんなのもなのか、外国と比べてみましょう。

    被用者の  自営業者の  無職の人の  受給開始  最低加入
    加入義務  加入義務   加入義務   年齢    期間 

日本  有り    有り     有り/20歳〜  65歳:国年 25年
                        60歳:厚年              
ドイツ 有り    職種による  無し     65歳    5年

英国  所得に   所得に    無し     男65歳   男11年
    よる    よる            女60歳   女9.75年

米国  有り    所得に    無し     67歳    10年
          よる

                      (社会保険庁HPより)

【コメント】
こうしてみると、わが国の年金受給権を得るための最低加入期間が、飛びぬけて長い。25年に1ヶ月足りなくても受給できないのです。
25年といえば、働き盛りの年代の大半を占める期間です。ある程度の期間加入すれば、その期間に応じた年金額を受給できるとよいと思いますが、さて、皆さんはどのように考えられますか。
  




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