【調布出身の熱〜いヒトを応援しよう!】
不定期連載/第2回
〜ついにグランド・オープン!未知の味【汐留らーめん】〜

【汐留らーめん勝手に応援計画】隊長のよねやまゆうこです!

8月1日(金)午前8時、ついにグランド・オープンを迎えた【汐留らーめん】。この記事がアップロードされる頃には、すでに召し上がった方々や、 数多くのラーメン批評が出回っていることと思います。

しか〜し!ちょっと待ったあ!!【汐留らーめん】を食べた方も、そうでない方も、是非是非、この記事を読んで下さい!このラーメンが完成するまでの道のりを知ってから食べると、味がまた格段に違ってきますよ〜。

 

 

【2003年5月】修業、修業、修業の日々

「食楽幸房(しょくらくこうぼう)」を閉店後、竹若氏と一番弟子・中重(なかじゅう)宏章さんは、 共にラーメン修業へ出ることになりました。最初の修業先は東京・東池袋「大勝軒」(東京都豊島区東池袋4-28-3 [地下鉄有楽町線東池袋駅/A2出口/徒歩5分])。しかも期間は、ゴールデン・ウィークまっただ中(4/27〜5/6まで)!超繁盛期を選んでの10日間の修業となりました。

大勝軒は、日本一有名なラーメン屋さんといっても過言ではありません。店主は「ラーメン界の神様」と呼ばれる山岸一雄氏。大勝軒は、昭和36年に開業。途中で、奥様のご不幸から一度は店をたたみますが、シャッターの貼り紙に残されたお客様からの数多くの激励メッセージに心打たれ、店を再開されたというエピソードはあまりにも有名です。現在も身体に不調を抱え、「立っているのもやっと」という状態でラーメンを作り続けておられます。一大ブームを捲き起こした「つけめん」は、山岸氏が開発したと言われており、神様の元で、ラーメン屋さんの基礎を学び、そして開店以来40年、常に行列が絶えることがないこの店で「繁盛店の忙しさを体感する」と言う、辛く、厳しい修業が始まりました。

さて、【汐留らーめん】優勝の実力の持ち主と言えど、ここでは新人。竹若氏は、厨房にすら入れてもらえません。彼らに与えられた最初の仕事は「ネギを刻むこと」。何だ、それなら得意じゃないか〜と思いきや、今まで包丁で刻んだことしかなかったネギを、大勝軒では機械でイッキに大量 に刻むことを教えられます。掃除、どんぶり洗い、行列待ちのお客様の注文取りも新人の大事な仕事。何もかもが初めて尽くし!メモに書くより、体験して学べ。竹若氏と中重さんは必死に修業についていきます。

修業5日め。山岸氏に呼ばれた竹若氏は、ようやく厨房に入ることを許されます。神様直々に「麺の作り方」を教えていただけることになったのです。

山岸氏は、自ら実践して丁寧に教えて下さいます。そして、神様から「素質が良い」とお誉めの言葉をいただけるまでに!満身創痍に関わらず、妥協せずにラーメン作りに取り組む山岸氏の熱い教えを胸に秘め、彼らは大勝軒を後にしました。

【2003年6月】試行錯誤する味の開発、そして全国ラーメン行脚へ

大勝軒の修業から戻ってきた竹若氏と一番弟子・中重さん。竹若氏は、知人のラーメン店「麺屋 あ。うん」(東京都千代田区神田和泉町1-2-4)営業終了後、厨房を借り、深夜のラーメン研究に励むことになります。そう、優勝を勝ち取った【汐留らーめん】 は、まだまだ完成していない。「美味しいけれど、全体的にまだまだ荒削りの味」だったのです。「望むものは、俺こそがと言う味の主張を」これが審査員から竹若氏に突き付けられたハードルでした。来る日も来る日もたった一人で新しい食材を仕入れては、試作品を作る。図り知れない重圧と期待に応えるべく、孤独な闘いが始まったのでした。

ちなみに【汐留らーめん】は、フードコーディネーター氏によると、立地条件と話題性から、一日800〜1000杯は出るであろうと推測されています。人気店でも、一日200杯程度。これがいかにスゴイ数字であるかと言うことがお分かりいただけるかと思います。
ところで、一番弟子の中重さんは?と言うと、竹若氏が【汐留らーめん】研究の間、繁盛店の運営方法を覚えるため、彼の姿は「光麺」(豊島区南池袋1−18−22/JR山手線池袋駅)にありました。ラーメン激選区の池袋東口エリア。ここには数多くの繁盛店が軒を連ねています。「光麺」の魅力は、トンコツを長時間煮込んだ濃厚なスープとたっぷりの具。女性もくつろげる空間作りを力を注いでいます。「光麺」は、一日1000杯は出る都内でも数少ないお店。1杯めも1000杯めも、同じ品質のラーメンを提供しなくてはなりません。周囲にも気を配りながら、同時に複数の仕事をこなすことが求められます。麺の湯切りも、一度に最低でも4玉 。 もちろん質を落とすことは許されません。慣れないながらも、中重さんの約1ケ月に渡る修業は続きました。

一方で竹若氏は、試行錯誤の日々を過ごしていました。 「個性的で常識では考えられないラーメンを食べて何かを掴み取れ」 というアドバイスを受けて、自分にしか作れない個性的なラーメンのヒントを求め、全国ラーメン行脚の旅に出ることになりました。

まず最初に向かったのは、新潟県三条市にある「いこい食堂」(新潟県三条市林町2-17-2 )。ここには「大油ラーメン」と言う、豚の背脂が超濃厚なラーメンを。続いては岡山県岡山市にある「天神そば」(岡山県岡山市天神町1-19)。こちらでは究極の鶏ラーメンと呼ばれる天神そばがありますが、ラーメン一杯につき、1羽分の鶏ガラだけを使用して取ったスープは、何と!時間によってスープの色が変化するそうです。

「ウガガガーン!う、旨い!!!」

外見と中身のギャップが個性的。記憶に残る味のラーメン。これこそが竹若氏が目指す味でした。「いろいろなものを食べて、自分の舌を鍛えよ」「自分が美味しいと思う味を自信を持って出せ」「材料費をケチるな」名店のご主人のアドバイスを受けて、大いなるカルチャーショックを受けた竹若氏は一路、東京へと戻ったのでした。


それぞれの修業を終えた竹若氏と中重さん。師匠と一番弟子は揃って【汐留らーめん】の完成を目指すことに。

全国ラーメン行脚で得たヒントを元に、竹若氏はスープのダシに使用していた牛肉・豚肉の他に、今まで風味付けでしか使わなかった小鯛干しとスルメを大量 に投入することに!

これによって、今までにない色・艶・香り・照りが生まれ、今までに誰も食べたことがないインパクト大!の極上スープが誕生したのです。さらに、トッピングのチャーシューも初めて味噌で味付けするなど、その試みはどんどん広がっていきます。試作を重ねたラーメンは、ラーメン批評家に「未知との遭遇」とまで言われる味。さてさて、いったいどんなラーメンが???

【2003年7月27日】汐留らーめん、ベールを脱ぐ

7月中旬。わたしの元に一通 の招待状が届きました。 差出人は【汐留らーめん】 店主・竹若氏。 「食楽幸房」時代の常連客さんや、このラーメンを陰で支えたスタッフなど、関係者限定のプレ・オープンの招待状です。そこで、早速会場へ潜入取材してきました〜!!!

←【汐留らーめん】店前にて。談笑しているのは、日テレ撮影クルーです。アナタ方、邪魔ですってば〜(笑)

↑→席数は30ほど。中央には木目のカウンター、奥にはオープンキッチンで黙々とラーメンを作り続けるスタッフの姿が見えます

 

↑撮影クルーが【汐留らーめん】 の感想を聞いて廻ります。ちょっと食べにくそうでしたね(笑)

↑一番弟子・中重宏章さん。多忙な竹若氏の代理となるべく特訓を積みました!オープンキッチンにはガラスがはめ込まれていて、話し掛けることが出来ないのが残念ですが、デジカメを構える常連さんに気付いて、忙しい手を休めて軽く会釈をしてくれました。爽やかな笑顔の好青年ですよ〜

↑【汐留らーめん】店主・竹若幸之助氏。すっかり「ラーメン屋さん」の風貌になりましたね!


↓さてさて、お待ちかね!汐留らーめん・こだわりの逸品はこちら!↓

「特選汐留らーめん(限定販売)」(950円)。牛肉・豚肉・小鯛干しとスルメで取ったスープは、一見すると超濃厚そうですが、食べてみると意外にあっさり!クドくありません。焦がしネギの香ばしい香り、極太のもちもち麺とスープが絶妙に絡み合ってウマウマです具は、メンマ代わりのユリの花のおひたし、空心菜、味噌で味付けされたふわふわのチャーシュー、焼き地鶏、そしてよねやまのオススメは、この一見フツーに見える「半熟玉 子」です。これ、食べたら驚きますよお〜。この一杯に、初めて出逢う美味しさが詰め込まれています。どうぞお試しあれ!

「肉ごはん」(350円)。細かく刻まれたチャーシューと、ゴマが香ばしい逸品。ラーメンと一緒に召し上がれ!→
「汐留ムース」(350円)。口当たりも柔らかく、ほんのり甘〜いムースです。赤ワイン煮とミントの葉が爽やかな食感です
↓ 汐留らーめん全メニューはこちら!↓

■すべて食券制。スープがなくなり次第、終了となります。今後もメニューが増えていきますよ〜!

汐留らーめん(750円)/特選汐留らーめん(950円・限定販売)/つけ麺(900円)/トッピング・チャーシュー2枚(300円)/魚ごはん(380円)/肉ごはん(350円)/白ごはん(180円)/汐留豆腐(350円)/汐留ムース(350円)

汐留らーめん店内には、お客様や関係者の皆様から贈られたたくさんの花束が飾られていました。
店の外では、【汐留らーめん】店長・竹若氏が待っていました。

「いや〜、今日は参ったよ(苦笑)。初めて500人分やったんだけど、パニックだったあ。食券販売機が動かないから、あんまり厨房にいられなかったんだ〜。うん、オープンまで、また改良を加えるから。味はどんどん変わっていくと思うよ。また食べに来てよ!」

【2003年8月1日グランド・オープン!竹若氏は…

8月1日(金)午前8時、【汐留らーめん】がついにグランド・オープンしました!開店前の行列は40人以上!スゴイですね。前日深夜12時から並んでいたと言う、お客様第1号は「調布」在住者でした(笑)。ちなみに、優勝したラーメンを改良して作られた【特選汐留らーめん】にメンマ代わりのユリの花が入ってますヨ!スープもなくなり次第終了となりますので、できるだけ早めに行かれることをオススメします。年中無休ですので、皆様も是非この美味しさをご賞味下さ〜い!

 
編集後記

【汐留らーめん】プレ・オープンを記念して、私たちからも花を贈らせていただくことになりました(花を持つ男性は、どっとこむ編集長です!オットコマエでしょ〜?)。

汐留らーめん】は美味しく進化するラーメンです!

私たちは【汐留らーめん】をささやかながら、でもこれからも温かく応援し続けていきたいと思います。ガンバレ!竹若!!


いかがでしたでしょうか?
ちょうふ・どっと・こむで好評連載中のイラストレポ「イラストレーターよねやまゆうこの ちょうふ寄ってけ!」もどうぞ宜しくね!

■【汐留らーめん勝手に応援計画】では、みなさまのご意見ご感想を募集しています。chofu@shop-info.comまで何なりとお寄せください。

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